U配水場工事写真

別工事で掘削した際に漏水が発見されました。施設の方から至急対応のお願いを頂きました。このようなこともあるので、弊社倉庫には常に薬液の在庫をしています。

配水池の水は完全に出来上がった水なので、 フレキシン極 での施工の一択です。

コンクリート取り合い部分全体的に漏水はありますが、多めに漏水しているのは3ヶ所。半日もあれば十分に終わります。

施工前



仮止水

多めに漏水している箇所にホースを差し込んで、急結剤で固定してホースに水を集めてから削孔を始めます。

削孔作業

コンクリート厚さが不足気味なのでφ10で削孔します。

作業範囲が狭く、水浸しなので、 hilti の充電式36Vドリルが重宝します。

薬液注入

注入ノズルに代わって、φ10ミリの注入ピンを装着します。

注入ピンの性能は大事ですが、止水工事は削孔が最も重要です。

ホース内に水が流れ出ていたのが、だんだんに薬液の割合が多くなり、完全に薬液になったら終了です。今回は8秒位で薬液が硬化するよう調合しました。(左側のホース内には フレキシン極 が溢れ出ましたので終了です)

止水完了

3本とも薬液で溢れ出ましたので止水完了です。(真ん中のホースは薬液で押し出されてしまいました)

施工後

突起物を除去して急結剤を充填して平滑に仕上げて作業終了です。

お疲れ様でした。

フレキシン極

今回活躍した薬液 フレキシン極

ネーミングは極めてダサいですが、残留塩素濃度に影響しない、かつ、TOC全有機体炭素濃度に影響を及ぼさない薬液は、今回の配水池には大変有効です。